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「神戸ファッションウィーク」PR旗からリメーク商品-そごう神戸店で販売

左から、神戸ファッションウィーク推進協議会の高階敏子さん、「Hello Baby」の吉田景子さん、「LIGURU」の二木奈緒さん

左から、神戸ファッションウィーク推進協議会の高階敏子さん、「Hello Baby」の吉田景子さん、「LIGURU」の二木奈緒さん

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 そごう神戸店(神戸市中央区小野柄通8、TEL 078-221-4181)本館3階のセレクトショップ「Maison de Rose(メゾン ド ロゼ)」前特設会場で3月9日、ファッションイベント「神戸ファッションウィーク」PR用フラッグをリメークして作ったチャリティーグッズが70個限定で販売される。

コーベアーの顔型「コーベアー ポーチ」

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 「神戸ファッションウィーク」は「ファッション都市神戸をもっとおしゃれで楽しい街にしよう」「多くの人に神戸に来てもらおう」と地元企業や店舗、行政などが連携し2006年にスタート。以来、春夏と秋冬の年2回開催されている。イベント期間中、フラワーロードや鯉川筋などに大(100センチ×180センチ)、小(23センチ×38センチ)2種類のフラッグを立てPRしている。

 使用済みフラッグをバッグなどに加工する同企画は「限りある資源物を大切にし『クリエート(創造)』する事で新しい価値を生み出す」「おしゃれを楽しみながら、エコ(地球環境)に関心を持ってもらう」ことなどを目的に2009年秋冬から「神戸ファッションリメークプロジェクト」として開始。当初は作品の展示のみだったが、要望が多かったため2010年秋冬から製作数を増やし店頭販売を開始。今回も「リメークチャリティープロジェクト」として、そごう神戸店、神戸ファッションウィーク推進協議会の合同で手掛け、売り上げの一部は神戸新聞厚生事業団を通じてユニセフへ寄付する。

 今回、素材には回収し洗濯されたフラッグのほか北播磨の地場産業「播州織」も使い、神戸で活躍する2人のクリエーター「Hello Baby」の吉田景子さんと「LIGURU」の二木奈緒さんが、それぞれ考案したデザインを商品化。「フラッグと播州織の配色を存分に生かした」という吉田さんの作品は、文庫本サイズの「コーベアー ブックカバー」(限定10個、2,000円)、コーベアーの顔型「コーベアー ポーチ」(限定20個、3,200円)「コーベアーミニケース」(限定20個、2,800円)。「海と山の景色が楽しめる神戸の街のように異なる素材のミックスを楽しむデザインにした」という二木さんの作品は、丸形のショルダーバッグ「globe bag」(限定2個、5,800円)、手提げ・肩掛け・斜め掛けができる「3way bag」(限定4個、6,800円)、「Big tote bag」(限定14個、7,800円)。

 同イベント推進協議会イベントプロデューサーの高階敏子さん(「ぜんまい」のクリエーティブディレクター)は「エコのアンバサダーとしての役割を果たしているキャラクター『コーベアー』を商品の中にうまく配置している」と話す。「これからも神戸のクリエーターの活躍の場を増やしていきたい」とも。

 営業時間は10時~20時。3月8日までリメーク商品を「メゾン ド ロゼ」前特設会場に展示。販売当日は混雑が予想されるため、購入客は本館2階サンファーレ広場西入り口から入場。売り切れ次第終了。

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