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神戸で「文具バー」初開催―「文具でつながるコミュニティー」目指す

この日のためにつくり上げたオリジナルカクテル(左から~「元町ルージュ」「和田岬ブルー」「岡本ピンク」「学園都市フレッシュグリーン」)

この日のためにつくり上げたオリジナルカクテル(左から~「元町ルージュ」「和田岬ブルー」「岡本ピンク」「学園都市フレッシュグリーン」)

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 神戸・三宮高架下のバー「BAR YUME-YA ZERO(バー ユメヤ ゼロ)」(神戸市中央区北長狭通2)で6月27日、文房具ファンが集まりお酒を楽しむ一夜限りのイベント「文具Bar」が開催された。主催は、関西の文房具メーカー若手3人から成るユニット「K3」(ケイ キュービック)。
 「東京ではさまざまな文具イベントが開催されているが、関西にも文具好きが集まることのできるイベントがあってもいいのではと思ったのがきっかけ」と、同ユニット代表の山本泰三さん。神戸で開催するなら、神戸を代表する万年筆インク「Kobe INK物語」の色と同じカクテルを飲みたいと、同インクの開発者でナガサワ文具センター商品開発室長の竹内直行さんに協力を依頼し、同バーの岡花義人さんと試行錯誤の末、「Kobe INKカクテル」をつくり上げた。
 当日は約60人の文房具ファンが集まり、8種類のカラフルなカクテルでの乾杯からスタート。続いてのトークショーではファンの方々からこだわりの質問が続出。7年間で48色もの神戸オリジナルの万年筆インクを作ってきた竹内さんから、神戸の海の色のイメージを見極めるために明石海峡大橋の橋脚の上に上った開発秘話が披露されるなど、和やかな雰囲気の中で熱く盛り上がった。
 「イベント告知後、2日で前売り券が完売するなど予想以上の反響で驚いた。今日も皆さん楽しく交流していただきうれしい」と山本さん。「こうした中から文具でつながるコミュニティーが生まれ、他の地域にも広がってくれれば」とも。
 次回は秋頃の開催を予定。「神戸人狼」や「神戸ITフェスティバル」との共同開催も視野に入れる。

文具Bar主催の「K3」(ケイキュービック)の3人

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