神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区波止場町)客室最上階13階フロアで9月26日~28日、「神戸アートマルシェ2014」が開催される。主催は同実行委員会、共催は神戸ビエンナーレ組織委員会。
2009年から始まった同イベントは今年で6回目。同ホテルの客室に作品を展示するという珍しい形態で、三方を海に囲まれたリゾート感あふれるホテル内に「非日常」を演出する。普段敷居が高いと思われがちの画廊・ギャラリー体験を気軽に味わうことができ、アートの啓発と市場の活性化を目指すイベントとして毎年継続して開催。昨年は2000人が来場した。
会場には、「都市とアートの良い関係」をテーマに日本全国の画廊・ギャラリーなど32ブースを展開。現代美術・洋画・日本画・版画・陶芸などジャンルを問わない業界のプロが選んだ作品1000点以上を展示する。
今年は、未知の才能を発掘し支援することを目的に「新人アーティスト支援プロジェクト」を発足。学生からプロまで幅広い新人を対象にコンペを開き、アートフェアでの発表の場を提供する。参加料は3,000円。エントリーはメールで作品画像3点を送付。応募期間は7月31日まで。審査結果は8月20日に同イベントウェブサイトで発表する。
実行委員長の川田泰さんは、「当イベントは、全国から参加する30のアートギャラリーに加え、灘五郷の歴史ある銘酒と紅茶を楽しめる『ART meets SAKE/TEA』や新人アーティスト支援プロジェクト『ART meets GALLERY』など多彩な企画を用意している。今秋はぜひ神戸でアートをお楽しみいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は11時~19時。入場料は3日間通し券=1,000円。