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神戸で中高生たちのジャズの祭典-受賞校にレコーディング権も

「第29回ジャパンスチューデントジャズフェスティバル」の様子

「第29回ジャパンスチューデントジャズフェスティバル」の様子

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 神戸文化ホール(神戸市中央区楠木町4)大ホールで8月22日~24日、中高生たちのジャズの祭典「第30回ジャパンスチューデントジャズフェスティバル」が開催される。主催は日本学校ジャズ教育協会関西本部・神戸市・神戸市民文化振興財団。

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 ジャズを通した教育的視点と全国の中学・高校生の交流を目的として開く同祭典。神戸を中心に全国各地から中学17校・高校28校のビッグバンドが参加する。

 「音響技術」や従業員による自主音楽活動が盛んな「企業風土」を生かし、音楽イベントを通じた寄付活動などの社会貢献活動に取り組んでいる富士通テン(兵庫区)が、「音に携わる企業として音を通して社会に貢献する」という考えの下、2000年から同イベントを協賛している。中学・高校生の生徒たちが日頃の練習の成果を発表することにより、今後のさらなる音楽活動への意欲や理解を高めることを期待し、同社製ホームオーディオシステムのスピーカーを贈呈する「ベストサウンド賞(富士通テン賞)」を今年も設定する。

 さらに同賞高校の部の受賞校には、レコーディング権(メモリアルCD)も贈呈。受賞校の定期演奏会などに同社音響エンジニアが出張しライブレコーディングを行い、収録音源を同社レコーディングスタジオ「スタジオf(フォルテ)」でミックスダウンしたCDを受賞校参加者全員に贈る。これまでに計6校で実施。

 同社広報担当の佐柄裕大さんは「生徒の皆さんの元気あふれる演奏とおそろいの衣装や独自の振り付けなど、各バンドの個性が光るステージングで、毎年元気をもらっている。音に携わる企業としてできる取り組みは無いかと考える中、2011年から新たに『レコーディング権』の贈呈を始めた。毎回、CDを受け取った生徒の皆さんからもらうお礼メッセージが何よりうれしい。これからも地元の企業として、地域の皆さまと一緒に神戸の盛り上げに寄与できれば」と話す。

 開催時間は11時30分~。料金は、3日通し券=1,500円、1日券=1,000円、3日通し券(中学・高校生)=500円。当日の様子は後日、同社が運営する音楽情報サイト「KOBEjazz.jp」でフォトギャラリーとともにリポートを掲載予定。問い合わせは柳学園高等学校内JAJE関西本部(TEL 0799-22-2552)まで。

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