そごう神戸店(神戸市中央区小野柄通8、TEL 078-221-4181)本館9階で3月10日、歌手の八代亜紀さんによる絵画作品展「春めく心の風」が始まった。
八代さんは熊本県八代市生まれ。1971(昭和46)年に歌手デビュー後、「舟唄」など、数々のヒット曲を世に送り、1980(昭和55)年に「雨の慕情」で第22回日本レコード大賞受賞。2010年には、その歌唱技術が認められ文化庁長官表彰を受けた。趣味で始めたという絵画では、プロ芸術家の登竜門とも称される世界最古の仏美術展「ル・サロン」で5年連続入選を果たし永久会員となっている。
芸能生活45周年に当たる今年、八代さんの絵画展を神戸エリアで初開催する。会場には「ル・サロン」入選作品をはじめ、「モナ・リザ」「最後の晩餐」などのヨーロッパ絵画や日本画の模写作品など52点を展示するほか、八代さんの陶芸家の夫とのコラボ作品コーナーも設ける。展示作品の一部は販売も行う。物販では、一筆箋(540円)、エコバッグ(1,080円)などのオリジナルグッズも用意する。
3月13日は、八代さんによる来場サイン会を開く(11時~、14時~)。当日会場で対象書籍を購入した各回先着50人に整理券を配布する。
八代さんは同展開催に当たり、「春めく心の風」と題して「きびしい冬の寒さも和らいできました。街の景色も少しずつ春めいた暖かい色を感じる季節になってまいりました。そんな中『そごう神戸店』にて私の絵画展を開催させていただきます。私の描いた絵画の世界に、頬つたう心地よい春の風を心に感じていただければ幸いです」(以上、原文ママ)とメッセージを寄せる。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。3月16日まで。