神戸・三宮で開催されている「神戸三宮映画祭」で6月6日、近未来の都市を舞台に描かれたSFアクション作品「攻殻機動隊 ARISE」関連動画が初めて上映される。上映館は「OSシネマズ ミント神戸」(中央区雲井通7)。
文化芸術活動に取り組む神戸市と神戸を本拠地とする企業を中心に構成された委員会が官民一体となって共催し、映画の楽しさと神戸市の魅力を発信する同映画祭。今年は、神戸市が同作品との公民連携によるPRプロジェクトを開始しており、同作品内に登場する架空都市「ニューポートシティ」がIT先進都市を目指す神戸の未来を想起させ、神戸をモデルにしたと思われるシーンも多くあることから、シティプロモーションの一環として同企画が実現した。
上映に当たり、同作品の主要登場人物である「トグサ」「バトー」「荒巻大輔」それぞれの声優である新垣樽助さん、松田健一郎さん、塾一久さんが舞台あいさつに登壇。その後、6月20日公開予定の「攻殻機動隊 ARISE 新劇場版」の直前シリーズ「攻殻機動隊 ARISE border:4 Ghost Stands Alone」を上映。さらには、現在テレビシリーズとして上映中の「攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」最新話である#9「PYROPHORIC CULT 前編」も世界最速で上映を予定している。
今回の企画を推進した神戸市公民大学連携室長の河端陽子さんは「神戸から官民一体となって共催する映画祭に世界に通用するコンテンツを提供できてうれしい」と話す。「攻殻機動隊ARISEシリーズで描かれているIT先進都市のイメージを神戸市としても目指していきたい」とも。
開催時間は、16時55分~19時10分(16時45分開場)。チケットは整理番号付き自由席で800円。