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ヴィッセル神戸が外国人招待 200人がホームゲーム観戦

ピッチ脇で記念撮影する参加者たち

ピッチ脇で記念撮影する参加者たち

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 ヴィッセル神戸のホームゲームに外国人を招待する企画「FOOTBALL FOR ALL」が5月30日に開催され、抽選で選ばれた200人が観戦を楽しんだ。

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 会場はノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区御崎町)。対戦相手はベガルタ仙台。地元IT企業「アイクラフト」(中央区京町)とヴィッセル神戸、英語誌「Jsoccer」の共催。初開催の2011年から数え今回で5回目。今回の応募人数は357人だった。

 アイクラフトの山本裕計社長は「きっかけはヴィッセル神戸からの提案だった。弊社のグローバル展開志向と合致するイベントと認め提案を受け入れることにした」と振り返る。「国際都市神戸に集まる世界各国出身の人たちが神戸のホームチームを応援する姿を、神戸から国を超えて事業を展開するイメージと重ね合わせてみていた」とも。

 観戦に当選した200人のうち50人はさらに試合直前のスタジアムツアーに参加。「JSoccer」編集長アラン・ギブソンさんの案内で、普段は入ることのできない選手用ロッカー室、ウオーミングアップ室、ピッチサイドなどを見学した。試合前のプロサッカー選手の迫力ある練習風景、スタジアムに設置されている冷却用スプリンクラーからの豪快な放水を、水滴を浴びながら間近に見たり、監督や控え選手が座るベンチに座って記念撮影したりして楽しんだ。試合中にはアイクラフトと電通国際情報サービスが共同でWi-Fi放送を提供。アランさんが英語で解説を行った。

 大阪市在住、南アフリカ出身のシボニソ・ヴィラカジさんは「母国でもサッカーを観戦しに出向くが、ロッカールームやピッチサイドに行けたのは初めて。間近で見るウオーターシャワーは観客席で見るよりも豪快で、とても興奮した」と喜びを表した。

 試合は、0-1でヴィッセル神戸がアウェーのベガルタ仙台に敗れたが、西宮市在住のアンドリュー・ベントンさん(米国籍日本育ち)は「初めてのサッカー観戦でヴィッセルが負けて残念だが、白熱した試合やサポーターの熱い応援を楽しむことができた。機会があれば、また見に行きたい」と話していた。 

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