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神戸のアーティストが震災復興支援チャリティーコンサート

イベント発起人は、神戸で結成されたアカペラボーカルグループ「Permanent Fish(パーマネントフィッシュ)」

イベント発起人は、神戸で結成されたアカペラボーカルグループ「Permanent Fish(パーマネントフィッシュ)」

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 新神戸オリエンタル劇場(神戸市中央区北野町、TEL 078-291-1100)で1月17日、音楽イベント「Dreamin’KOBE~震災復興支援チャリティーコンサート~」が初めて開催される。

イベントのフライヤー

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 神戸で結成されたアカペラボーカルグループ「Permanent Fish(パーマネントフィッシュ)」が発起人となって行う同イベント。同グループは結成から10年間、阪神・淡路大震災の起こった1月17日には毎年、復興支援のイベントやコンサートなどさまざまな形で「神戸の人たちの神戸を愛する思い」に触れてきたという。

 来年は震災21年目。「いつもたくさんの夢を見せてくれるこの神戸という街に、今度は自分たちの言葉で、やり方で、恩返しをしたい」と今回のイベントを企画した。合言葉は「夢」。出演者たちがステージで輝くことで「子どもたちに夢を抱くことの素晴らしさを伝えることがもしできたなら、それこそが恩返しになる」と考え、今回は小学生以下を無料とした。

 当日は、神戸にゆかりのあるさまざまなジャンルのアーティストが参加。同グループを軸にそれぞれのアーティストとの多様なコラボレーションでこの日にしか実現できないステージを展開する。

 同グループの思いに賛同して参加するのは、平清盛、重盛、宗盛、知盛、重衡、敦盛、GIONの7人で構成する武将隊「神戸・清盛隊」、神戸を中心に活動するワクワクロックンロールバンド「ワタナベフラワー」のボーカル・クマガイタツロウさん、兵庫県生まれのピアニスト・園田涼さん率いるピアノトリオ「RYO SONODA Piano Trio,The Longing」など。

 神戸・清盛隊は、神戸をPRするキャラバン隊として活動を続けてきたが、これまでは1月17日にはあまり大きな活動をしないようにしてきたという。「神戸にとって大切な日、とてもとても大きな一日であるがゆえに、われらが派手な格好で活動することを控えておりました」と棟梁(とうりょう)・清盛さんは話す。同グループのリードボーカルTosea(トッシー)さんから声が掛かった際は悩んだが、企画の趣旨、震災から21年目という新しい歩みを進める節目であることを感じ、参加を決めたという。

 棟梁・清盛さんは「この日を悲しむだけではなく新しい夢を。未来を生きる子どもたちに夢を見ることの大切さを、大人になった人々もどんな小さなことでも良い、夢を見続けることの素晴らしさを感じてもらえる日になれば良いなと思うておりまする。これからも神戸が夢溢(あふ)れる街になることを願って、全力で努めさせていただく所存にござりまする。当日は会場でわれらと、そしてすてきなゲストの皆さま方と夢のある楽しい時を過ごしましょうぞ」と話す。

 トッシーさんは「出演アーティストの皆さんは、たくさんの方に紹介したいと思う僕たちが大好きですてきな方々ばかり。そんな方々に参加していただけることも夢のような話だと思っている。今回はこの日限りのコラボもたくさん準備している。ジャンルを超えて実現させる夢のコラボも見逃さないでほしい」と意気込みを見せる。

 開催時間は17時30分~20時30分。前売り券は、大人=3,000円、高校生=1,000円、中学生=500円、当日券は、大人=3,500円、高校生=1,500円、中学生=1,000円。小学生以下は無料(チケット予約は必要)。定員は647人。問い合わせはファンタジア内「Dreamin’KOBE実行委員会」(TEL 078-242-8617、平日12時~19時)まで。

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