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神戸どうぶつ王国に初のアメリカビーバー赤ちゃん 一般公開へ

「神戸どうぶつ王国」初となるアメリカビーバーの赤ちゃんが誕生

「神戸どうぶつ王国」初となるアメリカビーバーの赤ちゃんが誕生

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 神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)で5月21日、今月3日に誕生したアメリカビーバーの4つ子の一般公開が始まる。

初めての体重測定の様子

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 同園でアメリカビーバーの出産は初。ひかり(雄)とのんの(雌)の間に生まれた4つ子の雄2頭、雌2頭は、屋内のアクアバレーで見ることができる。

 北アメリカ大陸に生息するアメリカビーバーは、歯で付近の木を切り倒しダムを作りそこに枯れ木を集めて巣を作ることで有名。水中の生活に適応し、ビロードのような毛皮は水をはじき、後ろ足には水かきがある。平たく大きな尾はオールのような形をして、かじの役割をするという。

 今月5日に行われた体重測定で初めて一般にお披露目。コロコロとした小さい体ながら、すでに特徴的な尻尾など親と同じ姿をしており、来園客らは「ぬいぐるみみたい」「かわいい」と笑顔を見せた。

 同園広報担当の土屋謙さんは「両親が連携して子育てをしているようで、赤ちゃんが池に落ちた時は母親がくわえて陸にあげる様子がよく見られる。父親が巣の中に運んだ青草でカーテンを作り、その裏に赤ちゃんが隠れていた」と話す。「両親とスタッフの愛情を受け、順調に体重も増えて元気に育っている。幸せいっぱいのビーバーファミリーに会いに来ていただければ」とも。

 開園時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。木曜定休。入園料は、大人(中学生以上)=1,500円、小学生=800円、幼児(4~5歳)=300円など。

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