神戸・三宮の雑居ビル3階に8月1日、和食居酒屋「もっせ~明石海鮮と日本酒の和食酒場~」(神戸市中央区北長狭通3、TEL 078-599-9121)がオープンする。
店舗面積は16坪。席数はカウンター席を含む30席。元カフェだったという店内を店主の下瀬直也さんやスタッフらが色塗りやテーブルをリメークするなど手作りした。木目を基調とした店内には最大12人が利用できる半個室スペースを備える。30代~40代の男女をターゲットに据える。
ランチメニューは、「明石の海鮮ちらし」「淡路鶏のから揚げとそぼろ」など10種類のちらしずしから2種を選ぶ「ハーフ&ハーフ」(1,000円)、「ハーフ&ハーフ」に天ぷらや茶そばなどが付く「ぜいたくランチセット」(1,500円)を用意する。
ディナーメニューは、「ちらしずし」(1,000円)、「日本酒に合うポテトサラダ」(380円)、「ウニ湯葉しゅうまい」(780円)など。魚を一匹丸ごと使った煮つけや酒蒸しは日替わりで提供する。日本酒を入れる冷蔵庫は「ラベルを見て選べるように」(下瀬さん)と調理場ではなく客席に配置するこだわりを見せる。
18歳からすし店や和食居酒屋などの飲食業界で働き、30歳までに独立を目標にしていたという下瀬さんが29歳で夢をかなえた。下瀬さんの兄がピザ屋を経営していることから、ちらしずしの「ハーフ&ハーフ」を思いついたという。
下瀬さんは「明石淡路の海鮮を中心においしい和食と日本酒を提供する。木のぬくもりのある店内でゆっくり楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~23時。火曜定休。