神戸・三宮の「さんきたアモーレ広場(通称=パイ山)」(神戸市中央区加納町4)東側の工事用万能壁に12月20日、三宮の新たな待ち合わせ場所を提案する巨大な装飾が登場した。
神戸デートの待ち合わせスポットとして、「パイ山」「でこぼこ広場」などと呼ばれ親しまれてきた同広場。神戸阪急ビル東館の建替工事に伴い今年5月に閉鎖されたことでSNSなどに悲しむコメントが多く寄せられていた。
そこで、神戸エリアの20施設・団体が参加し「デート」をテーマに神戸の観光プロモーションを手掛ける「date.KOBEプロジェクト実行委員会」は、神戸のデート文化を守り育てていくことを目的として新たなデートの待ち合わせ場所を提案する全長約9メートル、高さ約2.3メートルの巨大装飾を施した。
イラスト書き下ろしとデザインは、date.KOBEのロゴマークをデザインした文平銀座の寄藤文平さん、北谷彩花さん。待ち合わせ場所を紹介するコピーは、オカキンの岡本欣也さんが担当。
新たな待ち合わせ場所として提案するのは、そごう神戸店2階のサンファーレ広場、商業施設「さんセンタープラザ」2階のマゼラン時計前、「santica(さんちか)」の夢広場、三宮センター街のアートスクエア。
同委員会は、来年2月に4回目となる「date.KOBE FESTA」を開催。今回提案した待ち合わせ場所を中心にイベント実施を予定する。