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神戸商工会議所で「学校給食・食育パートナー会」 学校給食をテーマに議論

給食に対する子どもたちからの感謝のメッセージ

給食に対する子どもたちからの感謝のメッセージ

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 「学校給食・食育パートナー会」が3月21日、神戸商工会議所(神戸市中央区港島中町6)で開催された。主催は総合食品商社「泉平」(姫路市)。

泉平の泉周作社長は「食の健康価値をもっと高めたい」と話す

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 給食無償化の導入検討などが始まる中、学校給食の課題や食育の可能性を考えようと企画した同イベント。学校給食の課題を、食育の概念を通じて解決することを目指す同社が呼びかけ、学校給食事業に関わる生鮮・水産・加工品・調味料等のメーカーや団体34社の関係者が集まり、学校給食の課題解決に向けてのアイデアを議論した。

 参加者からは、「給食の流通や発注に関する体験をしてもらう」「みそづくりやキノコのもぎ取り体験などを通じて給食提供の過程を学んでもらう」など、子どもに対する新たなアイデアや、「各学校校区の農地からの食材を使用する」「食品にその産地や栄養などの情報を添えて授業でも活用してもらう」など食育に関する新しいアイデアが提案された。

 同社広報マネジャーの星加ルリコさんは「食分野のプロである地域の食品メーカーが集まり、子どもたちの未来を育む学校給食のアイデアや食育について話ができた事は、大きな一歩だと思う」と話す。「泉平」の泉周作社長は「学校給食を取り巻く環境には課題もあるが、安心安全の食を届け続け、食の魅力をつなぐことで食の健康価値を伝えていきたい」と意気込む。

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