サブレ専門店「SUN FACTORY（スンファクトリー）」がアスタくにづか1番館南棟（神戸市長田区腕塚町5）にオープンして1カ月がたった。

店舗外観　ロゴや窓のアートは神戸芸術工科大学の学生が手がけた（写真提供＝PLAST）

　小麦や卵アレルギーの人に配慮し、国産米粉100%のサブレやボーロを販売する同店。店名は「素直」という意味に加え、「一寸一寸（いっすんいっすん）少しずつでも前に進もう」との思いを込める。運営は福祉事業を展開する「PLAST」（腕塚町4）。店舗の内装やロゴデザインは同社が「神戸フォント」などで協業する神戸芸術工科大学（西区学園西町8）の学生が携わった。

　店内では、「スナオなサブレ」（全6種、各324円）、スナオなボーロ（全3種、各378円）、同社が手がける「神戸フォント」のデザインを利用した「アートカード」（330円）を販売する。イートインコーナーも備え、サブレと飲み物をセットにしたコーヒーセット（550円）、クラフトジンジャーエールセット（715円）も用意する。

　店主の建元亮佑さんは「小麦や卵アレルギーでも食べられるサブレにするため、丹波市にある自然農法にこだわった米粉を使っている。多くに人に味わってほしい」と話す。

　営業時間は10時30分～17時30分。