神戸の科学館で「天気のひみつ」展-パネルや模型など展示

竜巻が起こる様子を再現する実験の様子

竜巻が起こる様子を再現する実験の様子

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 神戸市立青少年科学館(神戸市中央区港島中町7、TEL 078-302-5177)で現在、春の企画展「天気のひみつ」展が開催されている。

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 同展は「宇宙から見た天気」「空から見た天気」「地上から見た天気」「天気を読む」の4つのゾーンをスタンプラリー形式でめぐり、最後に翌日の天気を予測するもの。メーンターゲットは小学校3・4年生で、春休みに合わせて実施。「天気予報を見るだけでなく、まず『天気』というものを知ってほしい」と同館が企画した。

 展示には雲や前線を表した模型や、衛星からの画像を映し出すディスプレー、雲の名前や形などをまとめたパネルなどを用いた。ほかにも実験コーナーでは竜巻が起こる様子や雲をペットボトルの中に発生させるなど、手軽に「天気」を知る仕組みを用意。スタンプラリーカードを握りしめながら、実験に夢中になる子どもたちの姿も多く見られる。

 スタンプラリー全個所をめぐり天気を予測すると、同館が氏名、日付入りの「気象予報『志』認定証」を発行。受け取った子どもたちは喜んだ様子で、兄弟で見せ合ったりしていた。

 同館企画広報グループの原田美菜子さんは「天気はすごく身近なもの。天気予報だけでなく、自分で天気を調べて明日の予測ができるようになってほしい」と話す。「昔から言われている『ツバメが低く飛ぶときは雨が降る』や『甲子園球場の浜風』なども科学の目線から見た解説パネルを展示している。こちらは大人にも楽しんでいただけるのでは」とも。

 開場時間は9時30分~18時。4月7日~28日は土曜・日曜のみ、4月30日は16時30分まで。展示室入館料は、大人=600円、小人=300円。5月5日まで。

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