神戸の専門学校で「アジアコンテンツフェス」-「キングボンビー」の姿も

4月30日に行われたプレス発表会の様子

4月30日に行われたプレス発表会の様子

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 神戸電子専門学校(神戸市中央区北野町1)で4月30日~5月2日、「アジアコンテンツフェスティバル in 神戸」が開催された。

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 同イベントは、デザイン、造形、デジタル表現などのコンテンツ制作などにおいて「神戸が世界のコンテンツ・ハブとしての機能を持つことをアピールする」目的で開催するもの。初開催となる今回は、「将来コンテンツ制作を志す若手クリエーター」を主な対象に、クリエーターによるトークセッションやセミナー、近隣各国からパネラーを招いて開く「アジアコンテンツシンポジウム」などが開催された。

 デザイン、イラスト、音楽などさまざまなジャンルのクリエーターによる「クリエーターズプログラム」も展開予定。映像作家・古賀学さんやイラストレーター・Feebeeさん、イラストレーター・TOKYOGUNSさんらのトークセッションや、RAM RIDERさんによる高校生向けのサウンドセミナーも実施。会場には時折、神戸市のゴミ分別をアピールするキャラクター「ワケトン」「ワケニャン」、兵庫のキャラクター「はばタン」や「コーベアー」も登場。同イベントでセミナーを行ったクリエーター・さくまあきらさんが生みの親となったゲームシリーズ「桃太郎電鉄」のキャラクター「キングボンビー」の姿も。

 初日に行われたプレス発表会で、同イベント実行委員長で同校校長を務める福岡壯治(そうじ)さんが「『アジアコンテンツフェスティバル』の1回目を神戸で開催できることをありがたく思う。開催することで、新たな概念での港湾都市として発展していけば。アジア件の発展に貢献したい」とあいさつ。

 作品テーマを「つながる」として、アーティストやクリエーターを目指す高校生を対象に5月1日~8月31日に公募する「ヤングクリエーターズアワード2010」の発表会も同時に行われた。審査員を務めるTOKYOGUNSさんは「自分もイラストを始めたことでいろいろと広がっていたことが原点。何か始めてみることが必要なので、自分の軸足を作ることは大切。皆さんの作品を楽しみにしている」と期待を寄せた。

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