「イクメン」感謝のエピソード募集-神戸・三宮で父の日に認定式

神戸デザイナー学院の田中沙紀さんがデザインした「こうべイクメン大賞」公式キャラクター「いいな」

神戸デザイナー学院の田中沙紀さんがデザインした「こうべイクメン大賞」公式キャラクター「いいな」

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 「こうべイクメン大賞実行委員会」(神戸市中央区三宮町2)は現在、父の日の認定式に向けて「感謝のエピソード」を募集している。

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 「イクメン」とは、昨年末ごろから言われるようになった「育児をする男性、育児を楽しむ男性」のこと。同実行委員会が考える「新しいイクメン」とは、育児は地域社会で行うものであるという考えから「育児にかかわるすべての男性。お父さんだけに限らず、おじいちゃん、近所の八百屋さんなど、あらゆる男性」(同実行委員)だという。

 父の日の6月20日、「イクメン」100人を集めて神戸・三宮センター街で「こうべイクメン」として表彰を行う。「これからも育児、家事を頑張ってもらい、3年後には『育児は母親が当たり前』ではなく『イクメンがするのが当たり前』となるようにしたい」という思いが込められている。

 募集対象者は、子育てに積極的に関わる男性ならびにイクメンに感謝の意を持つ人。認定者には証書のほか、イクメンミッションカードと副賞を贈る。5月10日時点では神戸を中心に16人からの応募があり、大阪や岡山、東京からも寄せられているという。

 自身も三女の父で、「イクメン」である同実行委員長の藤井淳史さんは「以前、表彰式では一等賞を決めようと思っていたが、誰かが勝つものではなく100人全員を認定したいと考えるようになった。表彰式はできるだけ表彰する方の生の声を、できるだけ多くの人に届けたい」と話す。「子育ては人それぞれで全員に共通する100点満点はない。だから寄せられているエピソードもさまざま。これからは『イクメン』100人を母体として、男性向けのフォローアップセミナーなども行っていきたい」とも。

 募集は今月31日まで。専用の用紙で、郵便、ファクス、ホームページで応募。詳細はホームページで確認できる。発表は6月17日~22日に三宮センタープラザインフォメーションギャラリー「HATENA」でパネル展示、20日には同ギャラリーで認定式を行う。

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