9月11日公開の映画「恋するナポリタン ～世界で一番おいしい愛され方～」の公開を記念して9月17日、シネ・リーブル神戸（神戸市中央区浪花町）でEXILEの眞木大輔さんが舞台あいさつを行った。

会場の様子

　同作品は、眞木さん、相武紗季さん、塚本高史さんのトリプル主演映画。眞木さん、塚本さんがシェフという設定から本編には「豆腐モッツァレラのピッツァ・マクロビオティック」「海のスープ ズッパ・ディ・マーレ」など40品目以上のオリジナルメニューが登場、メニューはマドンナのプライベートシェフとしても活躍するマクロビオティック・コーチの西邨マユミさんが監修した。

　上映チケットが約1時間で完売したという舞台あいさつは、立ち見客も出る人気に。ほぼ全員が女性客という中、眞木さんが登場すると大きな歓声が上がった。「ピアニストの体にイタリアンシェフの記憶が宿るという、1人2役とも呼べるキャラクター」と自身の演じたピアニスト・槙原祐樹を紹介した眞木さん。「ピアニストとシェフという異なった業種を演じるが、本質的なものづくりというマインドには通じるものがある。そこは普段の自分とも通じるのでは」と話す。

　映画の撮影にあたり、ピアノも料理も練習したという眞木さん。料理はタマネギのみじん切りに始まり、劇中にも登場するオムライスも作れるようになった。司会の女性からの「EXILEのメンバーで作品を見合ったりするのか」という問いかけに、「自分の作品も見てくれるし、ほかのメンバーの作品も見る。いい刺激になり自分も頑張ろうと思えるので、メンバーで刺激し合っている」と笑顔を見せた。

　眞木さんは「ストーリーには恋愛もあるので、女性には自分と（相武さん演じる）瑠璃を照らし合わせて、五感を使って感じてもらえたら。ピアノのシーンはおすすめ」と話す。

　同館のほかにも、シネ･リーブル梅田、シネマート心斎橋などで上映している。