神戸らんぷミュージアムで革工芸展-小物からインテリアまで250点展示

特許技法である「ピッグき革」を生かした人形

特許技法である「ピッグき革」を生かした人形

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 神戸らんぷミュージアム(神戸市中央区京町、TEL 078-333-5310)で11月16日、企画展「革を華やかに」が始まった。

かばんやランプなども展示する

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 アザミ革工芸会(東京都杉並区)の工芸教室「神戸アザミ」の師範を務める高木幸子さんと生徒約30人が出品する同展。同工芸会の特許技法である「ピッグき革」を生かしたブローチやランプ、かばんなど約250点の作品を展示。展示スペースには販売コーナーも設ける。

 「き革」とは、なめし加工以前の皮を精製した革のこと。古来の日本の武具や兜は動物の「き革」に何十回も木漆を塗り乾燥させると弓矢も通らないほど強靭(きょうじん)になったことにヒントを得て技法を考案したという。素材に「ピッグき革」を用いたのは透き通っているかのように革の透明度が高いため。

 高木さんは以前家具店を営んでおり、製作した革製品を家具店で販売していたという。「すぐに販売できる環境があったので面白さを感じ夢中になった」と話す。「アメリカンカービング」から革工芸を始め、この道約35年になるという高木さんは、これまでに7つの教室に通い革工芸のいくつもの流儀を勉強。1989年から同工芸会に参加した。

 高木さんは「作品展はこれまでにも行ってきたが、スポットライトを当てての本格的な展示は初めて。みんなの作品がステージに立ったような気持ち」と話す。「革工芸の経験では一作ごとに進歩が見て取れるもの。やり直しがきかない素材なので慎重にするのがいい。天然の素材の良さも感じられる分面白い」とその魅力を語る。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。入館料は、大人=400円、小人(中学生以下)=200円。今月28日まで。

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