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神戸・日本唯一のホテル公式灯台、震災16年で一般公開イベント

1月16日・17日に一般公開する灯台

1月16日・17日に一般公開する灯台

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 神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区波止場町、TEL 078-325-8111)は1月16日・17日、日本で唯一のホテル公式灯台を一般公開する。

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 同ホテル14階南側バルコニーに立つ灯台は、海上保安庁から正式に認可を受け、日本で唯一のホテルに立つ公式灯台。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で被災し、全壊した旧オリエンタルホテル(京町)から受け継いだもので、普段は一般開放していない14階バルコニーを2日間限定で開放する。

 1964(昭和39)年、旧オリエンタルホテルが移転した際、「港町神戸のシンボルに」と日本で初めてホテルの屋上に設置された灯台。30年間神戸の海を照らし続けた灯台は大震災で休止をやむなくされたが、同年7月に開業が決まっていた同ホテルへの移設が決定し現在に至る。1995(平成7)年7月7日に行われた点灯式では、午後7時7分に神戸の復興を願う777発の花火が打ち上げられたという。

 同ホテル広報担当の大岩祥子さんは「当ホテルの開業にあわせ『復興の象徴となれば』と、復興を願う花火とともに再点灯したこの灯台を間近でご覧いただき、灯台の存在と意味を知っていただく機会になればという思いで開催を決めた。より多くの方に、ご覧いただきたい」と話す。「海を眺めながら、神戸らしい雰囲気を感じていただけたら」とも。

 公開時間は15時~17時。雨天決行、荒天中止。

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