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神戸の「ツバクロ雑貨店」が1周年-鳥をモチーフにした記念雑貨も

「ツバクロ雑貨店」オーナーの佐藤美智子さん

「ツバクロ雑貨店」オーナーの佐藤美智子さん

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 神戸・トアウエストのはずれにある「ツバクロ雑貨店」(神戸市中央区下山手通3、TEL 050-1527-3196)が3月3日、開店1周年を迎えた。

寄せ植えアーティスト・Hoa Mai(ホアマイ)さんが鳥にちなんでうずらの卵を使って作ったコケ玉

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 雑居ビル3階にある約7坪の店内は「どこか懐かしくて、ほっとくつろげるような雰囲気」になるよう、古い日本の家具などを配置した。「和風すぎず、昭和すぎず、洋風すぎず、明るいイメージになるように」と同店オーナーの佐藤美智子さん。作家らによるハンドメード雑貨を中心に、佐藤さんがセレクトしたアクセサリーや洋服、暮らしの中で使える生活雑貨などを取り扱う。

 佐藤さんは2000年より、友人と「reve dore(レーヴドレ)」のユニット名で作家活動を始め、2006年に独立。その後、さまざまな店で作品を委託販売していたが、昨年、同所の委託先が閉店する話を聞き自ら出店を決めたという。同店オーナーの傍ら、通販雑誌の雑貨デザインなども手掛けている。

 店名は、佐藤さんが大ファンという「男はつらいよ」シリーズで寅さんが口にした「ツバクロ(「ツバメ」の意味)」というセリフから。「日本らしいカタカナだし、響きが良かったので」と佐藤さん。オープン日を3月3日にした理由については、「忘れっぽいので『耳の日』や『ひなまつり』と同じにしておくと覚えやすいから(笑)」とも。

 オープンからの1年間を振り返り、「あっという間だった。常設の作家さんたちが一緒に頑張ってくださったからこそやって来られた。周りの店や友人の協力なしではこんなに充実していなかったと思うので本当に感謝している。いつか皆さんに恩返しができれば」と話す。

 同日から、「ツバクロノイチ」と題した記念イベントをスタート。店名にちなんで作家らが鳥をモチーフにした作品を展示販売する。6日には、飲食店が参加する「ツバクロオイシイモンノイチ」なども予定。今月6日まで。

 営業時間は12時~19時。月曜・火曜定休。

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