「神戸洋菓子デザインアワード2011」実行委員会が現在、新しい「神戸スイーツ」のデザイナーを募集している。
神戸を代表する産業の一つ「洋菓子」。同アワードは、洋菓子以外の異分野のデザイナーとパティシエのコラボレーションによって新たなつながりを生み出すとともに、神戸から新しいデザインの洋菓子を提案・発表し「神戸スイーツ」と「デザイン都市・神戸」を広くアピールすることを目的に実施している。2007年に始まり、今回で5回目。昨年の応募総数は127点。
同実行委員会は「秋には神戸マラソンや神戸ビエンナーレの開催が予定され、神戸の魅力を再発見するきっかけにもなる。また『スイーツ=女子』という概念を覆した『スイーツ男子』の存在にも注目し、今年の募集テーマを『神戸』『走る』『食べる』『スイーツ』『男子』『女子』に設定した」という。
書類審査とオーディションを通過したデザイナーは、デザイン案を基に有名洋菓子店のパティシエと共同で実物の洋菓子を製作。9月3日の最終審査で優秀作品を選出し、グランプリ1点・準グランプリ2点については表彰状と賞金を贈呈する。参画洋菓子店は、アンテノール、サソボン、シーサイドホテル舞子ビラ、フーケ、ボックサン、御影高杉、モンブラン、ユーカリプティース、ユーハイム、レーブドゥシェフなど。コラボ製作されたスイーツは、各洋菓子店で商品として販売も予定する。
「6つのキーワードを自由な発想で組み合わせた斬新なデザインをお待ちしている」と同実行委員会担当者。
応募締め切りは6月30日。応募資格は、洋菓子作りや洋菓子デザインに直接携わっていない人。前回までのグランプリ作品や応募方法などはサイトで確認できる。