豚まん発祥の地とされる神戸で現在、「第1回KOBE豚まんサミット2011」が開催されている。
「豚まん娘コンテスト」のグランプリ・クイーン(右)と準クイーン(左)
日本で初めて販売したとされる神戸の豚まんをPRする同イベントのテーマは「日本の元気を神戸から!」。同実行委員会は、豚まんの原材料の豚の鼻の形が(11)で11に見えることから、それを並べた11月11日を「豚まんの日」と制定。日本記念日協会にも申請し認定された。
10日の前夜祭では、老舗中華料理店3店が開発した「サミット限定豚まん」を発表。南京町の「老祥記(ろうしょうき)」(神戸市中央区元町通1)は「オマールエビ入り豚まん」、元町の「四興楼(しこうろう)」(元町通2)は「コラーゲン入り豚まん」、「三宮一貫楼(いっかんろう)」(三宮町3)は「カニフカヒレ入り豚まん」を用意。「豚まん娘コンテスト」の一般公開最終審査も行われ、グランプリ・クイーンと準クイーンが選ばれた。
事務局長の今井芳男さんは「それぞれの店がイベント開催中にしか味わうことができないオリジナル豚まんを作ったので、ぜひ食べていただきたい」と話す。「今後は参加店舗数を増やし、豚まんを通して神戸を盛り上げる定例イベントにしていきたい」とも。
26日・27日、各店で「サミット限定豚まん」(3個入り、500円)を提供する(売り切れ次第終了)。