神戸メリケンパークオリエンタルホテル（神戸市中央区波止場町、TEL 078-325-8111）が12月1日、神戸ワインの製造・販売を手掛ける「神戸ワイナリー（農業公園）」（西区）との共同企画「第1期 メリケン ワインオーナーズ倶楽部」の会員募集を始めた。

ブドウの栽培から収穫までを体験

　初めて開催する同企画は、ブドウの栽培から収穫まで、全6回のワイン製造工程を同ホテルスタッフと体験する募集型会員制イベント。今年6月より「神戸ワイナリー」の協力の下、ホテルスタッフ自身がワイン造りの工程を実際に学び、知識を深め、ホテルオリジナルのワインを作ることを目的に、ブドウの栽培から収穫までを体験。その体験を基に「お客さまにも、自分で育てたブドウの実で『自分だけのワインを造る』楽しみを知っていただきたい」と、2012年に同倶楽部発足が決まった。

　スケジュールは、2012年3月21日＝キックオフセミナー、樹名板設置・剪定（せんてい）作業・接ぎ木作業、4月25日＝（芽吹き）芽かき作業、5月23日＝開花・誘引作業・副梢整理作業、7月25日＝誘引作業・副梢整理作業・かさかけ作業、9月19日＝収穫作業・仕込み作業、11月14日＝収穫作業・リース作り。各回、約1時間のセミナーの後、2～3時間の作業を行う。神戸ワイナリーまでは同ホテルより貸し切りバスで送迎。全回参加者には「受講修了書」を授与する。

　同ホテル広報担当の大岩祥子さんは「ご自身で栽培から収穫まで手掛けたブドウで造るワインは一層味わい深いものになる。たくさんの方に気軽に参加いただき、ワイン造りの工程を楽しんでいただければ」とも。

　募集人数は30人。年会費は2万円（全6回、税・サービス料込み）。特典は自分で造った赤ワインボトル1本。募集は2月29日まで。2012年11月には収穫祭記念パーティーを予定する。