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神戸でエルビスそっくりさんコンテスト日本予選-審査委員長に湯川れい子さん

審査委員長の湯川れい子さんと優勝したチャーリーニーシオさん

審査委員長の湯川れい子さんと優勝したチャーリーニーシオさん

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 神戸ハーバーランドのレストラン「NINO QUINCAMPOIX(ニノカンカンポア)」(神戸市中央区東川崎町1)で3月11日、エルビス・プレスリーそっくりさんコンテスト日本予選「第3回ジャパニーズ・エルヴィスを探せ!」が開催された。

黙とうをささげるエルビスそっくりコンテスト出場者ら

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 8月16日のエルビス命日を挟む1週間「エルヴィスウィーク」にテネシー州メンフィスで開催されるコンテスト「The Ultimate Elvis Tribute Artist Contest」に日本代表で出場する人を選ぶ同イベント。初回の2010年から過去2回は東京で開催され、3回目となる今回は初めて神戸で開く。当日は、エルビスファン約150人が来場した。

 実行委員長は姫路エルヴィスメイツの本條潔さん、司会はタレントの国木田かっぱさん、審査委員長はエルビスウィーク推進委員会代表でもある作詞家で音楽評論家の湯川れい子さん、主な審査員にはエルヴィス・ソサエティ会長の田口富一さんなど。予選では、郵送での音源選考で選ばれたエルビスそっくりさん21人がエルビスの歌を1曲ずつ披露し、5人が決勝に勝ち進んだ。

 東日本大震災発生時刻の14時46分、湯川さんの発声で全員が1分間の黙とうをささげた後、決勝がスタート。緊張の中、5人が生演奏で2曲ずつ披露した。優勝したのは「マイ・ボーイ」などを歌った大阪在住の歌手・チャーリーニーシオさん(48)。チャーリーニーシオさんにはメンフィスでのコンテスト出場権のほか、東京-メンフィス間の旅費と現地滞在費が贈られる。

 湯川さんは「海外のエルビスそっくりさんは体格がいいので、ジャンプスーツを着るととても迫力がある。日本人に簡単にまねできるものではないので、日本人としての良さをどうやって出すか工夫してほしい」とアドバイス。チャーリーニーシオさんは「初挑戦で優勝することができ、とてもうれしい。これから、衣装やパフォーマンスをどうするか考え、日本人らしさを持って本選に臨みたい」と決意を語った。

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