JR神戸駅(神戸市中央区相生町3)中央改札前で9月1日、「KOBE de 清盛2012」をデザインしたヘッドマークの受領式が行われた。
9月から舞台が神戸に移るNHK大河ドラマ「平清盛」。これを好機とし、清盛ゆかりの地である神戸のPRを強化するため、直径60センチの同ヘッドマークをJR西日本の京阪神エリアを走る15編成の電車に取り付けて運転する。
当日は、大河ドラマで平清盛の長男・重盛役を演じる俳優の窪田正孝さんと地元関係者らを招き、「KOBE de 清盛」推進協議会が製作したヘッドマークの受領式を開催。西日本旅客鉄道の神戸駅長・小島弘義さんに手渡した。
その後、清盛・源平ゆかりの地をはじめ、兵庫県の観光資源をPRする「あいたい兵庫キャンペーン2012」のオープニング観光キャラバンを実施。PRキャラバン隊「神戸・清盛隊」の棟梁(とうりょう)・清盛、重盛、重衡、GIONが登場する中、窪田さんもサプライズ登場。大河と清盛隊の「ダブル重盛」共演に会場が盛り上がった。清盛所縁の寺としても知られる能福寺(兵庫区)で活動中の「清盛茶屋お接隊」による演奏も行われた。
窪田さんは「楽屋で共演者の皆さんと『神戸・清盛隊』の話をしていたので、お会いできてうれしい」と笑顔で話した。「これから物語も佳境に入るので、神戸の皆さんの気持ちを一身に受け、さらに清盛パワーを背負って頑張っていく」と意気込みを語った。
同ヘッドマークの取り付け期間は12月2日まで。キャンペーンは11月末まで。