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神戸旧居留地の芸術家の交流拠点「ギャラリー1」、2年目で「2」に

正体不明の女性オーナー・ののちゃん

正体不明の女性オーナー・ののちゃん

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 神戸旧居留地海岸通を代表する地上4階建て近代建築「チャータードビル」(神戸市中央区海岸通)2階・3階フロアにある芸術家の交流拠点「Gallery 1(いち)」が4月1日、2年目を迎え「Gallery 2(に)」(TEL 078-392-2880)に改名した。3年目は「3」と毎年変わる。

ギャラリー「○の部屋」

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 2年目から同所は芸術家のヤマモトヨシコさん、八木智弘さん、高田雄平さんが共同経営。オーナーは、まだ誰も会ったことがないという正体不明の女性・ののちゃん。今後はののちゃんの指令の下、スタッフが制作・活動を行い、「面白いことが集まる場所」をコンセプトに国内だけでなく世界に向けて情報を発信する拠点を目指す。

 施設面積は150平方メートル。「ヘアピン6000本で作ったシャンデリア」「1万枚の板の壁」「食器で作った柱」など若手芸術家らが改装を手掛けたという館内は、企画ギャラリー・貸しギャラリー・共同アトリエ・コワーキングスペースとして活用でき、ランチ(800円~)を提供するカフェ&バーも備える。これまでに女優・藤原紀香さんの写真展や吉本芸人・プラスマイナス岩橋さんの初個展、故・嶋本昭三さんと都築響一さんの対談なども行われた。

 ヤマモトさんは「芸術ってよく分からないという人も多いと思うが、日常生活にどんどん取り入れていけるような提案も行っていきたい。神戸の旧居留地という立地を生かして芸術だけでなく、文化や経済交流するハブのような役割になれば」と話す。

 今月20日には、1周年記念イベント「ギャラリー2になるよパーティー」(18時~、入場無料)を開催。当日のドレスコードは赤・黒・白。ヤマモトさんは「食べ物を使ったドレスを着たウエーターが登場するなど変なことをいっぱいするので、ぜひお越しいただければ」とも。

 開館時間は、ギャラリー=11時~20時、カフェ&バー=11時~23時。入場無料。6日間のギャラリー利用料金は、□の部屋=4万5,000円、○の部屋=6万円。

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