「神戸まつりメインフェスティバル」が5月19日、三宮フラワーロード周辺や神戸ハーバーランド、旧居留地を中心に開催された。主催は神戸市民祭協会。
1971(昭和46)年に市民参加型の祭りとして誕生し、今年で43回目を数える同イベント。今年は「緑と海そして愛」をメーンテーマとし、「神戸から 届け勇気と 希望の輪」を合言葉にさまざまなイベントを展開した。
当日は中央区旧居留地一帯を交通規制し、フラワーロード~三宮中央通りの車道では「オープニング~総踊り」「おまつりパフォーマンス」「おまつりパレード」を開催。個性あふれる77団体(うち初出場3団体)が趣向を凝らした華やかなパフォーマンスを交えながら練り歩いた。
この日は午後から雨に見舞われたが、70万8900人(主催者発表)が来場。京町筋の「サンバストリート」をはじめ、大丸神戸店北側の「ダンスアベニュー」、三井住友銀行前の「KOBE夢太鼓」、今年から新設された東遊園地南側の特設ステージなどの各会場でもにぎわいを見せた。
272人で「おまつりパレード」に参加し「最大人数で行う南京玉すだれパレード」としてギネス世界記録に認定された日本南京玉すだれ協会(神戸市中央区元町通7)のメンバーは「あいにくの雨で玉すだれのすべりが悪く思うようにできない演技もあった。来年も参加してリベンジしたい」と意気込みを見せる。
同協会は現在、同行事とその関連イベントを撮影した「第43回神戸まつりフォトコンテスト」の作品を募集中。応募締め切りは6月5日(必着)。応募方法などはホームページで確認できる。