神戸・トアウエストかいわいで5月20日、「神戸・清盛隊」の平宗盛、知盛、敦盛、GIONの4人が街を徘徊(はいかい)しアポなし突撃取材を敢行した。
「鉄板焼 空海」で試食するGION、平宗盛、敦盛、知盛(左から)
平安時代より呼び起こされスマホ型タイムマシンで平成に「やって来た」平清盛、重盛、宗盛、知盛、重衡、敦盛の平家ファミリーと謎の人物・GIONの7人で構成された「神戸・清盛隊」。本拠地である歴史館(神戸市兵庫区)が閉幕した1月14日に平安に「戻り」、眠りについていたという7人だったが、ファンからの「清盛隊を存続させてほしい」という多くの声援に応えるため、4月1日に復活を宣言。5月3日に復活第1弾イベントを開き話題を呼んだ。
「復活後は神出鬼没の神戸の街徘徊などを行い神戸のPR活動をしたい」と意気込んでいた同メンバーら。今月14日には、お忍びで歴史館があった「神戸市中央卸売市場」前をスタートし「能福寺」や近隣の店などを訪れブログで紹介した。
19日、「神戸まつりメインフェスティバル」の「おまつりパレード」に参加し、久しぶりに三宮かいわいを訪れた一行は、「もう少し歩きたい、徘徊したい」と急きょ2回目の徘徊を決定。夜中に徘徊時間・場所のヒントを公開したにもかかわらず、スタート地点となった平家ゆかりの神社「生田神社」(中央区下山手通1)には、多くのファンが集まった。
この日、蜂蜜専門店「Dorato(ドラート)神戸店」、英折り畳み自転車店「BROMPTON JUNCTION KOBE(ブロンプトン ジャンクション 神戸)」(下山手通3)、神戸ヘレステーキ・そばめし・お好み焼きの店「鉄板焼 空海」(下山手通2)と3件のアポなし突撃取材に成功。訪れた店には「神戸・清盛隊」ステッカーを進呈した。一行は、同行したファンにも神戸の魅力をPR。当日の様子はブログや動画で公開している。
平敦盛は「街を徘徊するという活動を通して、神戸にたくさんの方が足を運んでくださるとうれしく思いまする。街でわれらを見かけられました際はぜひにお声掛けいただけるとうれしく思いまする」と話す。「『こんなすてきなお店があるよ』『うちの店にもぜひ』といった皆さまの声もお待ちしておりまする」とも。
今後の活動は「神戸・清盛隊」のブログ、ツイッター、フェイスブックで確認できる。