神戸電子専門学校(神戸市中央区北野町1)と神戸情報大学院大学(加納町2)の共同企画イベント「クールアース・ウイーク」が7月8日~13日、北野かいわいで開催されている。開催は今年で7回目。
学生が主体となり地球温暖化問題について「できることから始める」をテーマに掲げる同イベント。両校近隣住民と協力しながら地球環境問題への対策を「身近なところから楽しく」できるようなアイデアを企画した。
期間中、ペットボトルのキャップを回収し途上国の子どもたちへのワクチン代にする「エコキャップ活動」のほか、音で涼しさを表現する「納涼サウンドインスタレーション」、「打ち水大作戦2013」などを展開。浴衣を着た台湾・中国・韓国からの留学生約20人と同校生を合わせた延べ400人が、「神戸北野地区をクールダウン!」を合言葉に同校付近や北野・風見鶏の館付近、北野坂付近などで1日2回、打ち水を行っている。
初めて浴衣を着たという「打ち水大作戦2013」に参加した台湾からの男子留学生は「(浴衣は)見た目が涼しそうだけど、すごく歩きづらく暑い(笑)。でも、打ち水をすることで気温が下がっていくのが体感できた」と話す。
今回初の企画として、電気消費量の多い夜の時間帯に電気を消してキャンドルの明かりで過ごしながら、電気のありがたみと省エネの意義を見つめ直そうという「キャンドルナイト」も開催。地域住民や店などに協力を呼び掛けて学生がアレンジしたキャンドルを配布。キャンドルを自宅などで使っている写真をハッシュタグ付きでツイッターに投稿し、より多くの人にイベントを知ってもらえるよう工夫する。