神戸・三宮エリアに10月1日、自家焙煎(ばいせん)したコーヒー豆とベーグルの専門店「Coffee meets Bagels (コーヒーミーツベーグル)」(神戸市中央区雲井通2、TEL 050-5867-7944)がオープンした。
店内で焙煎したコーヒー豆をメーンに販売する同店。ブレンドを含めて、約10種類を扱う。ブレンドコーヒーは「酸味と苦味のバランスがいい」という「シティブレンド」「フルシティブレンド」(以上100グラム440円、200グラム~400グラムは100グラムあたり420円、500グラム以上は同400円)など4種類。「タンザニア」や「グァテマラ」(以上100グラム520円、同500円、同480円)なども扱う。
コーヒー豆は、「どんなに高価で評価の高いコーヒー豆を使っていても、賞味期限が切れ、劣化していては台無し」(店主の四宮綾人さん)と、店内の小型焙煎機で少量ずつ焙煎し新鮮なコーヒー豆だけを提供することに注力しているという。焙煎後7日間以上経過しているものは店頭に置いていないというこだわりも。
「コーヒーの友」(同)として、1日100個程度を製造しているベーグルは夕方には売り切れることもある人気商品。日によって「コーベー(コーヒー豆屋のベーグル)」(200円)、「プレーン」(140円)など6種類を提供し、オープン後約2週間にもかかわらずリピーターも多いという。
四宮さんは「もともとフェアトレードコーヒー支援のボランティアをしていたが、自分で焙煎するうちにコーヒーにはまっていった。普段の事業を通じて貧困国へのサポートができればと思い、フェアトレードコーヒーの豆や『TABLE FOR TWO』の対象商品も扱っている」と話す。「おいしいものを提供して、近所で働いている方や地域の方が普段使いできる店にしたい」とも。
営業時間は10時~19時。水曜定休。今後は同店2階のスペースを使った教室なども開催していく予定。