神戸市役所(神戸市中央区加納町6)北側の「神戸花時計」で1月15日、今年初めての植え替えが行われた。
神戸花時計は日本で初めて作られた花時計で、50年以上の歴史を持つ。直径6メートル、高さ2.25メートル、傾斜角度15度。地下に機械室があり、盛土の上に設置されている。現在使われている時計の針はグラスファイバー製で、時針の長さが2.6メートル、分針と秒針の長さは3.1メートル。現在までの延べ植え替え回数は463回。
今回は来月開会するソチオリンピックにちなんで「スキー」の図案を採用した。水色のパンジー1500株で空を、白のシロタエギク950株で雪を、ジャンパーは黄色のプリムラ・ポリアンサ550株で表現した。計3000株でスキージャンプをデザインし、「季節を味わってほしい」という思いを込めた。
建設局公園砂防部管理課の松崎さんは「花によって違いはあるが、植え替えから1~2週間くらいで見頃を迎える。最近はネットなどで調べていただくようで、観光の方や修学旅行生もよく訪れている」と話す。
次回の植え替えは3月上旬を予定している。