神戸・三宮のフードバー&エンターテインメントスペース「Ageha Base(アゲハベース)」(神戸市中央区下山手通2)で4月19日、アコースティックユニットの「ムラサキ凸凹」と「きみどり」が初のツーマンライブを行った。
「きみどり」は、神戸で活動している平安時代の武将隊メンバーでもある「よっしー」こと中井善朗さんと「なばちゃん」こと稲葉勇樹さんが今年1月に結成したユニット。一方、「ムラサキ凸凹」は、「じゅんちゃん」こと岸本順一さんと「てつくん」こと木下徹さんによる「アコースティックにこにこユニット」で、2009年1月に結成され関西を拠点に全国で活動している。
開催のきっかけは共通の知り合いの「色にちなんだユニット名同士、一緒にライブやったらおもろいんちゃう?」の一言。それぞれの名前の由来は、結成前に組んでいたユニットでステージに立つ際の服の色が赤と青だったことから「ムラサキ凸凹」、武将隊で着ている服が黄色と緑だったことから「きみどり」。男性2人組のアコースティックユニットと共通点も多く出会った日から意気投合し、たった1カ月という準備期間でツーマンライブが実現した。
当日は立ち見が出るほど満席となった会場で、約2時間30分のステージを2回にわたり披露。アンコールでは、セッションもあり会場を大いに盛り上げた。来場したファンからは「今回で終わらず続けてほしい」という声も多かった。
岸本さんは「ライブをやる話が出てすぐに決起集会という名の飲み会があり、この時からライブ終わるまで楽しいことばかり。終わってからは『あっ終わっちゃったなぁ』と少し寂しい気持ち」と話し、中井さんは「楽しい時間はあっという間。ぜひ第2弾をやりたい」と意気込む。