神戸・南京町海栄門(南楼門)近くにフクロウたちと触れ合う神戸初のフクロウカフェ「ビビ&ジョージ」(神戸市中央区栄町通1、TEL 078-391-2960)が4月22日、オープンした。
店舗面積は24坪。白と木目を基調としたシンプルな店内は1・2階が飲食スペースで、カウンター26席を用意。3階に10羽のフクロウたちと触れ合うことができるスペースを設ける。
来店客を迎える「フクロウスタッフ」は看板フクロウの「ビビ」(アナホリフクロウ)と「ジョージ」(ニシアメリカオオコノハズク)のほか、「こゆき」(シロフクロウ)や「むさし」(アメリカワシミミズク)など。入店に際しては「手を消毒する」「フラッシュ撮影の禁止」「フクロウへの触れ方」「大きな音を立てない」などフクロウにストレスを与えないための諸注意を呼び掛け、スタッフがフクロウとの接し方を指導する。
店主の近野吉晴さんは「娘と2人で大阪・日本橋でたまたま訪れたフクロウカフェ『LUKCY OWL(ラッキーアウル)』でビビとジョージに出会った。フクロウに一目ぼれし、飼うことを決めた。飼い始めてフクロウと触れ合っていると気持ちが穏やかになり、癒やされているのが実感できた」と話す。多くの人にその癒やしを体感してもらいたいという気持ちと周りの応援もあり、地元神戸で出店を決めたという。
利用料金は「フクロウとの触れ合い+写真撮影+1ドリンク」を含む1時間制でソフトドリンクセット1,000円、アルコール類セット1,200円。メニューはコーヒー、紅茶、オレンジジュース、コーラ、ビール、酎ハイなどをそろえる。
近野さんは「癒やしを求めている方、フクロウ・鳥好きな方、デートの行き先に悩んでいる方、ゴールデンウイークの行き先が決まっていない方など、ぜひフクロウに会いに来ていただきたい。フクロウを通じて、皆さんに癒やしの時間を提供できれば」と話す。「フクロウだけでなくスタッフにも会いに来てもらえるような、楽しく特色のある店にしていきたい」とも。
営業時間11時~20時。月曜定休(5月6日まで無休で、7日は休み)。