神戸・三宮の和風居酒屋「鍋と創作料理 らい~磊」(神戸市中央区旭通、TEL 078-272-2555)が5月26日、5周年を迎える。
南国(徳之島)出身同士のマネジャー・吉川哲雄さんと石原大樹店長が神戸で出会ったことがきっかけで、徳之島の食材を取り入れた料理や郷土料理、「神戸牛」「三田ポーク」「淡路鶏」などの神戸ならではの食材を使った料理を提供する店をオープン。店名は、友人から教えてもらった「大きくなっていくさま」を意味する「磊(らい)」と名付けた。
店舗面積は1階・2階合わせて60坪。1階にテーブル16席とカウンター4席、2階にソファ10席と4人~30人に対応する個室を設け、さまざまなシーンに合わせて対応。料理だけでなく、店の雰囲気や小物に至るまでこだわり「少しでも忙しい現実世界から離れてゆっくりと時間を忘れてくつろげる空間」に仕上げたという。
人気メニューは「名物 焼き鍋」(三田ポーク=2,500円、淡路鶏=2,200円、神戸牛=3,500円)、徳之島郷土料理「油そーめん」(880円)、「淡路鶏モモ肉黒こしょう焼き」(780円)など。現在は季節限定で「徳之島産新じゃが」を使った料理(430円~)を用意する。初夏から夏にかけては、徳之島産島のしょうがやゴーヤを使った料理を提供予定。ドリンクは梅酒(480円~)、日本酒(800円~)、酎ハイ(450円)、生ビール(580円~)などを取りそろえる。
今月28日は、ライブハウス「CHICKEN GEORGE(チキンジョージ)」で徳之島出身のミュージシャンなどを招いた5周年記念イベント「島ぬ風(しまぬかじ)~RAI SONIC~」を開催。開催時間は19時~。チケットは、前売り=2,500円、当日=3,000円(ドリンク&フード代1,000円が別途必要)。
石原さんは「徳之島の郷土料理があるということを知って来ていただいたり、徳之島出身のお客さまがお越しになって声を掛けていただいたりする。これからも神戸と徳之島が、この店を通してつながっていってほしい。店をもっと多くの人に知ってもらって島に恩返しできれば」と話す。
営業時間は11時~14時、17時30分~23時。