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神戸・南京町の丼と地酒の店が1周年-熊本から取り寄せたあか牛など使う

「丼匠と地酒 心や」店主の安井英樹さん

「丼匠と地酒 心や」店主の安井英樹さん

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 神戸・南京町にある丼と地酒の店「丼匠と地酒 心や」(神戸市中央区元町通1、TEL 078-391-5290)が6月6日、1周年を迎えた。

「熊本あか牛丼」ランチセット

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 熊本から取り寄せたあか牛・大阿蘇黒豚などを使い、昼は丼定食、夜は単品と全国から取り寄せた日本の地酒、ワインなどを提供する同店。女性一人でも来店しやすいようカフェ風の外観にし、木目を基調とした清潔感のある明るい空間を演出する。店舗面積は17坪。カウンター8席、テーブル8席、座敷12席を用意する。

 店主の安井英樹さんは「自分の作った自慢のタレを使った丼がどこまで通用するか試したい。神戸のサラリーマンやOL、観光客にどれだけ受け入れてもらえるかを知るためのアンテナショップ1号店として開いた。夢は当店の丼でハワイやヨーロッパなど世界に『丼の文化』を広げたい。そのための足掛かりとして神戸の外食産業と事業展開ができればと模索している」と明かす。

 人気のランチメニューは全てみそ汁・サラダ・漬物付きで、やわらかくうま味があるあか牛を使った「熊本あか牛丼」(1,400円)、「大阿蘇黒豚丼」「丹波地どり丼」(以上880円)など。単品は「熊本あか牛のたたき」(1,350円)、「黒豚のしゃぶしゃぶ風サラダ」(780円)、「地どりもも唐揚げ甘辛風」(780円)、「カワハギポッキー」(380円)、細くてのど越しのいい「ざるそば」(750円)で、コース料理(1人3,000円~、要予約)も用意する。ドリンクは生ビール、焼酎、梅酒(以上550円)、国産ワイン(600円)、地酒は「八仙夏どぶろっく」「播州一献・吟醸うすにごり」「ゆきの美人」「雑賀にごりネージュブラン」(650円~)などを用意する。

 「好立地とは言えない地下に店を構えたが、口コミとリピーターのおかげで丼は子どもからお年寄りまで幅広く食べていただき手応えを日々感じている」と安井さん。「丼といえば男性が短時間でかきこむというイメージだが、当店は女性の一人客も多い。多くの方に自慢のタレを使った丼を食べていただきたい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~22時30分。日曜定休。

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