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神戸・三宮に多国籍創作料理店-各国のワインやビールも

「モンゴリアン ラムチョップ スクワッド ソースロメスコ」(1,780円)

「モンゴリアン ラムチョップ スクワッド ソースロメスコ」(1,780円)

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 神戸・三宮の雑居ビル地下1階に多国籍創作料理とワインの店「アパラカボダルパ」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-333-8202)が6月1日、オープンした。

店内の壁画

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 2年間オーストラリアで料理の仕事をし、1年間現地で製菓学校に通っていたという店主の村口栄一さんがオープンした同店。村口さんは昨年1年間、バックパックで15カ国を旅し、現地の文化や料理を学んだという。「料理でも異文化がうまく融合できることを表現し、異文化同士が仲良くできることを伝えていきたい」と、店名はマレー語とポルトガル語と中国語をもとに「西から東からこんにちは、元気ですか?」という意味を込めた造語。

 店舗面積15.6坪の店内にカウンター10席、テーブル12席を用意。「いろいろな国のものがうまく融合した雰囲気を出したい」と、店は村口さんの友人・知人がペンキを塗るなど手作りした。店内でもひときわ目を引く特徴的な壁画は、以前からの友人で中華料理「Marman(マルマン)」のおかちんさんが描いたという。

 「いろいろな国のものをミックスさせた多国籍創作料理」と紹介するメニューは「モンゴリアン ラムチョップ スクワッド ソースロメスコ」(1,780円)や「マレーシアのラクサラーメン」(850円)など常時20種類以上を用意。オープンから男性の注文が多いという「ハマチのあぶり、セロリレモン正油」(920円)や女性の注文が多いという「トマトのはちみつテリーヌ、サワークリーム添え」(480円)など、さまざまな国の調味料や料理法を取り入れた個性的な料理が多いのが特徴。

 ワインはオーストラリアやスペイン、アルゼンチンなど各国のワイン(ボトル=3,240円~、グラス=540円~)を赤白ともに扱う。シンガポールの「Tiger」やインドネシアの「BINTANG」などのビールも。

 村口さんは「来店いただいた方には『こんなの食べたことない』とよく言っていただく。さまざまな国のものを置いているのが特徴なので、アンバランスなものをバランスよく取り入れていただけるような店を目指している。料理や雰囲気を楽しんで、面白いと感じていただければうれしい」と話す。

 営業時間は17時30分~翌2時。月曜定休。貸し切りは15人から要相談。

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