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神戸・三宮に串カツ店が移転オープン-ソースと温泉卵で食べる独自スタイル

完成までに試行錯誤を繰り返した「半熟味付たまご」

完成までに試行錯誤を繰り返した「半熟味付たまご」

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 神戸・三宮の雑居ビル2階に「串カツ家 凸凹(でこぼこ)」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-392-6778)が5月22日、移転オープンした。

店内の様子

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 4年前まで大工の親方を務めていたという片岡久人さんが店主を務める。10代~20代前半に飲食店で働いていた経験から「いつかは三宮で飲食業をやりたい」と夢を抱き続け、大工を辞めてから灘区の同店名で串カツ店を営み、今回同所に移転オープンした。

 店舗面積12坪。席数はカウンター7席とテーブル14席。元大工である片岡さんが店の内装を手掛け、コルク調に統一。「他の店と一緒では面白くない」と、カウンター横の壁にチョークで書いたり消したりできる特殊なペンキを塗り、「本日のおすすめ」や「人気串カツメニュー」が直接書き込める工夫を施した。このほか、店内にあるゾウやキリンのぬいぐるみはテーブル席の椅子として座ることもできる。

 串カツは、「でこぼこ秘伝のソース」で味わった後、温泉卵をからめて食べるというスタイル。串カツメニューは、野菜(税別50円~)、豚肉(同120円~)、牛の肺を使った「ホルモン」(同130円)、揚げ方は秘密だという「じゃこ」(同140円)、完成までに試行錯誤を繰り返した「半熟味付たまご」(同150円)など個性的なメニューが並ぶ。このほか、「どて焼き」(同300円)やサラダ、デザートも。客単価は2,000円~2,500円程度。

 揚げ油はコーン油と綿実(めんじつ)油を独自の配合でブレンド。「あっさり香ばしく」揚げているという。店の経営が落ち着き次第、移転前の店舗で提供していた「海鮮盛り」「野菜盛り」「鳥盛り」などのセットメニューも提供する予定。

 片岡さんは「サラリーマンから年配の方までおひとりさまでもご利用いただけるのがうれしい。串カツをリーズナブルに楽しめる女性一人でも入りやすい店にしたい」と話す。

 「いつも何か新しいメニューを研究しているので、ついこの間来たばかりでもメニューが変わっている可能性がある。ソースと温泉卵がからむ、当店の串カツをぜひ楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は17時~24時。

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