神戸三宮・東門街のライブハウス「ART HOUSE(アートハウス)」(神戸市中央区中山手通2)で8月22日、地元シンガー・ソングライターの「ニワトリの唱(ウタ)」さんによる47都道府県全国ツアー「NIWATRIP~神戸ライブ~旅立編」が行われた。
ニワトリの唱(本名=登里康治)さんは1982(昭和57)年、神戸市生まれの32歳。幼少のころから活発で人を楽しませることに喜びを感じ、小学3年生で将来歌手になることを夢見る。高校時代にロックバンド「みるく金時」のボーカルとして加入し約7年間、地元の同ライブハウスを拠点に活動を続けるが、方向性の違いにより解散。バンドと平行で行っていたギター弾き語りスタイルのステージを続けている。2007年1月、自身で作曲した楽曲「ニワトリの唱」に深いシンパシーを感じ、ギター弾き語りのソロプロジェクト「ニワトリの唱」として活動を開始。現在は、同ライブハウスを拠点に定期的なライブ活動を行っている。
この日は、7曲入りニューアルバム「NIWATRIP」(税別2,500円)を発売。これまで地元でしかライブを行っておらず全国ではいまだ無名のニワトリの唱さんが、同アルバムと「自身の歌を一人でも多くの人たちに伝えたい」という思いを持って、「飛びたいから、今、一歩一歩 声を届けたい」をキャッチフレーズに、47都道府県を自らの足で巡るという。全47カ所でライブを行い、ゴールとなる11月24日には同ライブハウスで「NIWATRIP~神戸ライブ~最終編」を行う。19時開演。チケットは、前売り=2,200円、当日=2,500円。
今回の企画プロデューサーでニワトリの唱さんの師匠である歌手「ウタモモ」さんは「まだまだニワトリどころか卵のミュージシャンが皆さまと出会い、どこまで成長できるのかを一緒に見守ってほしい」と話す。ニワトリの唱さんの活動状況は、フェイスブックページとブログ、ラジオ関西の番組「CRK MUSIC H.E.A.D.S. ANNEX ウタモモの深夜計画」の中で紹介する。
今月3日、ツアー初日となる北海道札幌市に向けて旅立ったニワトリの唱さんは「応援してくださっている皆さんの協力で成り立っているツアーなので、一つひとつのライブに全力で臨み楽しんで帰って来ようと思う。神戸の皆さんにハッピーな報告ができれば」と笑顔を見せる。