三宮研修センター(神戸市中央区八幡通4)で3月9日、「中小企業のためのITセミナー-HP・ネットショップ運営上の必須知識-」が開講される。主催は神戸商工会議所情報産業部会。
同セミナーは、社内システムを適切に管理する人材の確保が困難となっている中小企業の現状に目を向け、IT化推進法の解説や専門家による相談窓口を設けるもの。「中小企業と大企業の格差拡大が問題視され、ITを使える方とそうでない方の間に待遇や貧富の差が生じている現状がある。その中でどうIT化に取り組めばよいものかと苦心されている経営者は多い。個別相談も行い、IT関係全般の相談に応じる」(同部会担当者)。
講師は、神戸デジタル・ラボ(江戸町)の泥谷誠さんと、リコー関西(大阪市中央区)の下山大祐さん。テーマは、泥谷さん=「ウェブサイトのセキュリティー ~自社ページの危険性を把握していますか?~」、下山さん=「目からウロコのSEO対策 ~たった少しのチャレンジで激変します~」。
泥谷さんは「ウェブサイト攻撃は自社に無縁だと思っている企業は多い。近年ウェブサイトへの攻撃は無差別、大規模、巧妙化している。閉鎖に追い込まれないよう、事前の対策が必須となっている昨今、ウェブサイト攻撃の危険性、リスクから対策までを分かりやすく説明するので、ぜひ聴講いただければ」と話す。
開講時間は13時30分~15時30分。個別相談は13時30分~17時(個別相談のみの利用も可)。参加無料。同会議所で配布している用紙で事前の申し込みが必要。