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神戸の東京下町酒場が移転リニューアル-「キンミヤ焼酎」売りに

お通しには甘辛いしょうゆベースの「牛串煮込み」

お通しには甘辛いしょうゆベースの「牛串煮込み」

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 神戸・三宮の雑居ビルの3階にある東京下町酒場「守破離(シュハリ)」(神戸市中央区中山手通1、TEL 090-5364-1130)が移転リニューアルオープンした。

店内の様子

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 加納町・不動坂で2年間、「下町の牛串煮込み」に「キンミヤ焼酎」という神戸では珍しい東京下町スタイルの酒場として営業していた同店。大阪出身で神戸に土地勘がなかったという店主のmayuさんは、不動坂が思い描く下町というよりハイソな上町の雰囲気だったことに気が付き、移転リニューアルオープンに踏み切ったという。「駅に近くなり、ありがたいことに常連さんも移転後は頻繁に来店してくれるようになった」と話す。

 店舗面積は約10坪。カウンター7席とテーブル4席を用意する。白と木目を基調とした昭和な雰囲気の店内には昭和初期の戦前歌謡が流れ、ノスタルジックで昭和モダンな空間を演出する。

 メニューは、お通しに甘辛いしょうゆベースの「牛串煮込み」をはじめ、鶴橋の肉店で仕入れるホルモンを使った「ホルモン串焼3種類」、「関東煮3種」、「季節のお野菜炊き合わせ」(以上、380円)などを取りそろえる。ドリンクは「キンミヤ梅割り」(380円)、冷やしたグラス・ホッピー・凍ってシャリシャリになったキンミヤを使った「三冷ホッピー」(500円)、「季節の地酒」(680円)、「電気ブラン」(380円)などを用意。このほかキンミヤ焼酎をエキスで割った「ぶどう割り」「ニューガナー割り」「ハイボールエキス」や同店の「秘密エキス」などを用意し、「楽しい系」と名付けて発信している。

 mayuさんは「不動坂ではレアな日本酒を目当てに来てくださる人も多く、『ホルモンと日本酒の店』というイメージだったが、新店では甲類の『キンミヤ焼酎』を売り出していきたい。口当たりがよく水のように飲めるので、悪酔い防止のため梅割り3杯までしか提供しないというルールがある(笑)」と話す。「17時からオープンしているので、0.5次会のちょい飲みに、女性一人客でも気軽にお越しいただければ」とも。

 営業時間は17時~23時。

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