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神戸旧居留地でリアルな事業づくり体験-歴史的建造物舞台に

リアルな事業づくりを体験するイベント「第1回リノベーション起業カレッジ神戸」が開催される

リアルな事業づくりを体験するイベント「第1回リノベーション起業カレッジ神戸」が開催される

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 神戸旧居留地海岸通を代表する地上4階建て近代建築「チャータードビル」(神戸市中央区海岸通)2階で3月27日~29日、リアルな事業づくりを体験するイベント「第1回リノベーション起業カレッジ神戸」が開催される。主催は一般社団法人リベルタ学舎(東灘区)。

奥村さんが主催する「リノベーション起業研究会」の様子

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 「今ある価値を承継して生かす」をコンセプトに、リアルな学びと実践の場を提供し、事業の承継者と創造者を増やす目的で開く同イベント。「街の個性づくりや、雇用と人の居場所づくりのためには、地域に根ざした店舗や事業が欠かせない。自らも事業の担い手になれることを知ってほしい」と市民参加型のイベントとして企画したという。参加資格は18歳以上で、起業希望者だけでなく、主婦や学生などさまざまなバックグラウンドを持つ人。参加者は、実在する会社や建物を素材に「神戸の歴史的建物の価値を生かす事業プラン」を各分野の先駆者による講座とプランづくりのための専門家からの直接指導によって作り、最終日にプレゼンテーションを行う。

 講座内容は、同イベント実行委員長でもある奥村聡さん(ビジネスバトンプロデューサー・司法書士)による「リノベーション起業論」をはじめ、南部真知子さん(神戸クルーザー・コンチェルト会長)による「事業に大切なこと」、小泉寛明さん(神戸R不動産 Lusie Inc.社長)による「人を集める場の作り方」、河合義徳さん(事業カウンセラー バックステージ社長)による「街を思いながら商う」。

 奥村さんは「これまで売り手と買い手は別の立場の存在として線引きされていた。しかし、同じ地域に根を張る存在としては運命共同体であるはず。『街を良くしていくために共に取り組まなければいけない時代』と考え、このようなイベントを企画した。参加いただく方々にとってはハードな3日間となるが、さまざまなものが得られると思う。事業づくりの経験、自分でもできるという自信、仲間や師との出会い、やりきったという充実感など。さまざまな立場の皆さんからの思い切ったチャレンジをお待ちしている」と話す。

 開催時間は、27日=13時~19時、オープニングパーティー=19時~21時、28日=10時~18時、29日=10時~16時、クロージングパーティー=16時~18時。参加無料だが、資料代1万5,000円(学生=1万2,000円)が必要。パーティー参加費は6,000円(オープニング&クロージングの2回分)。定員は20人(募集人員を超えた場合は選考)。申し込みはメールで受け付ける。

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