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甲南大で多文化共生ワークショップ 「やさしい日本語」で相互理解を

神戸市のダン・チュン・フンさん(左)と甲南大学でソーシャルビジネスの起業を学ぶ松原絵美子さん(右)

神戸市のダン・チュン・フンさん(左)と甲南大学でソーシャルビジネスの起業を学ぶ松原絵美子さん(右)

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 「やさしい日本語」を通じて多文化コミュニケーションを考えるワークショップが4月25日、甲南大学(神戸市東灘区岡本8)で開催された。

ワークショップ会場の様子

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 「やさしい日本語」は、日本語が得意ではない外国人にも分かりやすく情報を伝えるために神戸市から広がった取り組み。1995(平成7)年の阪神・淡路大震災で外国人に必要な情報を届けられなかった反省から生まれた。ソーシャルビジネス・アントレプレナー育成プログラムを学ぶ松原絵美子さんが、北欧で普及の進むやさしく読みやすい本「LLブック」を日本で広める起業プランを検討する過程で同取り組みを知り、今回のワークショップを企画。同市の多文化共生専門員として「やさしい日本語」を推進してきたベトナム人のダン・チュン・フンさんに登壇を依頼した。

 当日のワークショップには社会人や学生など約20人が参加。神戸市には約5万5000人の在住外国人がおり、多様な国籍の市民にとって共通言語としての「やさしい日本語」へのニーズが高いことなど、ダンさんの流ちょうな日本語での話に熱心に耳を傾けた。実際の役所の文書を使ってどうすれば「やさしい日本語」になるかを考えるワークでは、近くの席の人同士で活発な意見交換が行われた。

 ワークショップは、松原さんが甲南大学生と一緒に「くるみラボ」というチームを作って運営。司会を務めた「くるみラボ」の三谷起輝(たつき)さんは「あいまいな表現では外国の人に伝わらないと知った。何となくの表現ではなく伝わる表現を意識しようと思った」と話す。

 ダンさんは「互いに寄り添う気持ちを持つことが一番大事。やさしい日本語を、そのきっかけにしてもらえれば」と話す。主催の松原さんは「ダンさんの話を聞き、LLブックを通じて相手を尊重する土壌づくりにつなげたいという思いを新たにした」と、これからの取り組みに意欲を示す。

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