神戸市が現在、今夏に発行する「神戸市プレミアム付き商品券」のネーミング&キャッチフレーズを募集している。
神戸市では、地元消費の拡大と地域経済の活性化を図ることを目的に、市内のさまざまな小売店や飲食店などで使える「神戸市プレミアム付き商品券」を発行。市民に親しみを持って買い物してもらえるよう、商品券の名称とキャッチフレーズを一般公募する。
1冊1万2,000円分の商品券を1万円で販売。販売冊数は45万冊を予定し、利用期間は販売開始から3カ月程度。市内の小売店・飲食店などで利用できる。
公募するのは、「覚えやすい、言葉にしやすい、親しみを感じる、おしゃれ、お得感がある」などをイメージする名称(20文字以内)と、「気になっていた地元の店に行きたくなる、商店街や市場の逸品を買いたくなる、いつもよりたくさん買いたくなる、欲しかったものを思い切って買いたくなる」などの感情が湧き起こるようなキャッチフレーズ(25文字以内)。いずれもアルファベットのみは不可。2009年には、名称=「こうべ買っ得商品券」、キャッチフレーズ=「地元こうべで買いましょう」が採用された。
専用のホームページで受け付け、1人につき名称およびキャッチフレーズをそれぞれ1アイデアずつ応募できる。名称・キャッチフレーズとも、ホームページ上で人気投票(4月6日~19日)を行い、ベスト5の中から4月下旬の選考会で決定。5月1日にホームページで発表する(応募多数の場合は人気投票前の事前選考あり)。ベスト5に選ばれた10人に神戸ビーフ(1万円相当)を贈呈する。
神戸市産業振興局商業課商業振興係長の井関和人さんは「いつもとは違う店や商品に出合いたい、たくさん買って地元神戸を活気付けたい。そんな気持ちになれるような斬新なアイデアをお待ちしている」と呼び掛ける。
募集は3月29日まで。