中央区旧居留地一帯で5月17日、「神戸まつりメインフェスティバル」が開催され、「おまつりパレード」で神戸電子専門学校(神戸市中央区北野町1)が2年連続トリを務めた。
主催の神戸市民祭協会によると、晴天に恵まれたこの日の来場者数は約144万人。フラワーロード~三宮中央通りの車道で行われた同パレードには、76団体が趣向を凝らした華やかなパフォーマンスを交えながら練り歩いた。
昨年、パレード初参加でトリ務めた同校。今年は、声優タレント学科の学生らで構成するアイドルユニット「ヴォイス北野坂」16人をはじめ、踊り子隊40人、横断幕隊18人、おもてなし隊28人の総勢102人の学生が同校PRキャラクター「コベコちゃん」のイラストが入ったTシャツを着てパレードに参加、事前準備を合わせ延べ160人以上が参加した。
祭り前日、東遊園地で開かれた「ふれあい中央カーニバル」のステージでも、「ヴォイス北野坂」がライブ出演とメーンMCを担当。当日の「エコ&セーフティ神戸カーライフ・フェスタ2015」「おっ!サン商店街」などのステージにも出演した。
同ユニットのリーダーを務める声優タレント学科2年の木内拓海さんは「パレードの練習で、『途中で何が起こるか分からないからつなぎを頑張れ』と言われていたので、ずっと心の中で焦っていた。本番は思いのほかすんなり進み、皆との一体感も感じ取れた」と話す。
同ユニット内「からふる☆ぱれっと」に所属する同学科2年の谷口香織さんは「昨年よりもパレードのラストという『重み』を感じながら取り組んだ。先輩の姿を思い出しながら、学年、学科を超えて協力し、さらなるパワーアップを目指す練習の日々だった。大舞台での経験は、私たちにとって大きな糧になる。これからの人生に生かしていきたい」と話した。
「ヴォイス北野坂」は今後、5月24日の「第11回KOBEみなとマルシェ」、7月19日・20日の「第14回Kobe Love Port・みなとまつり」などのステージ出演を予定している。