神戸で「顔」がテーマの企画展-顔認識技術体験や「笑い測定」も

会場には神戸市で発掘された約1,600年前の男性の頭蓋骨復元模型を展示する

会場には神戸市で発掘された約1,600年前の男性の頭蓋骨復元模型を展示する

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 神戸市立青少年科学館(神戸市中央区港島中町7、TEL 078-302-5177)で3月20日より、春の企画展「いいかお つくろう」が開催されている。

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 同展は「顔」に関するものごとを科学や技術にとどまらず、歴史、芸術などの分野も含めて紹介するもの。顔認識技術や角質細胞を観察する体験型展示とともに、喜怒哀楽などの表情がつくられる仕組みや顔の歩みを模型や骨などから振り返るコーナー、顔の形による眼鏡、帽子の見え方の違いを知る展示などがある。

 ほかにも「顔の意味」では、「顔に見えてくる写真」展示や似顔絵捜査官仕事紹介、細く見える鏡などを紹介。「顔とあそぼう」では、メークアップや笑い測定などを体験できる。フォトショップで写真に撮った顔を加工する「理想の顔」を実際に体験した小学生からは、「自分の顔が変わっていくのが面白い。どんどんかわいくなった」という声が聞かれた。

 同館企画広報グループの原田美菜子さんは「皆さまの顔を画像処理で見てみたり、横顔を見たりと遊び心いっぱいの展示になっている。顔と触れ合うことを通して、科学することへの関心を高めるとともに顔を使ったコミュニケーションの大切さも考えていただければ」と話す。

 開場時間は9時30分~18時。展示室入館料は、大人=600円、小人=300円。4月7日まで。

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