暮らす・働く

神戸学校に嘉門達夫さん 「笑いを通じて伝えたいこと」テーマに

弾き語りと笑いを交えてトークを行うシンガー・ソングライターの嘉門達夫さん

弾き語りと笑いを交えてトークを行うシンガー・ソングライターの嘉門達夫さん

  • 0

  •  

 神戸朝日ホール(神戸市中央区浪花町)で9月26日、シンガー・ソングライターの嘉門達夫さんを迎えてフェリシモ主催のトークライブ「神戸学校」が開催された。

会場の様子

 嘉門さんは1959(昭和34)年3月25日大阪府生まれ。フォークソングとラジオの深夜放送、1970(昭和45)年の大阪万博に多大な影響を受けて育つ。高校在学中に笑福亭鶴光さんに入門し、19歳で毎日放送ラジオ「ヤングタウン」のレギュラーを務めるが、のちに落語家破門、番組降板。その後、全国を放浪しギターを手にライブ活動を始める。1983(昭和58)年、「ヤンキーの兄ちゃんのうた」でデビュー後、「替え唄メドレーシリーズ」など、数々のヒット曲を世に送り出している。

[広告]

 2014年3月、55歳を迎え、6年ぶり31枚目のオリジナルアルバム「GO!GO!COME ON!!」を4月30日に発売。今年5月は大阪道頓堀開削400年の記念シングル「レッツゴー!ミナミ!」をリリースした。10月8日には、ラジオと音楽と人との出会いを書き下ろした小説「丘の上の綺羅(きら)星」の発売を予定する。

 今年、芸能生活40周年を迎えた嘉門さんは「『笑い』を通じて伝えたいこと ~なぜ歌いつづけるのか~」をテーマに、弾き語りと笑いを交えてトークを展開。阪神・淡路大震災20年目の節目を迎えたこともあり、自身も地震発生時に神戸のホテルで被災したことや震災にまつわる話をテーマとしている曲「怒りのグルーヴ ~震災篇(へん)~」の誕生秘話など、当時を振り返る場面も。嘉門さんは、東日本大震災後もすぐに泉谷しげるさんらと支援ライブを行っている。

 同社の人気商品「500色の色えんぴつ」を題材にした新曲も披露。嘉門さんは「色鉛筆1本1本に個性的な名前が付いていて、名前を聞いただけでどんな色か想像できるのがすごい。特に気になった名前を歌詞に盛り込んでみた」と笑顔で話す。質疑応答では、子どもからの「自分の曲で好きな曲は?」という問いに「君はどの曲が好き?」と聞き返し、持ち前のサービス精神でその曲を演奏してみせたりしていた。イベント後は気さくにサインや写真撮影にも応じていた。

 「神戸学校」はフェリシモが毎月主催する「神戸発 生活デザイン学校」。1995年の阪神淡路大震災をきっかけにスタートし、これまでに190人以上が登壇している。イベントスタッフは、同社の若手社員が担当。受付、来場者の誘導、販売、カフェなどのほか、当日の司会者も行っている。参加料は全額、「あしなが育英会」を通じて東日本大震災遺児への支援に活用される。