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神戸・モトコー4で平和感覚テーマの展覧会 作品募集も

同ギャラリー代表でアーティストでもある廣中薫さん(中央)

同ギャラリー代表でアーティストでもある廣中薫さん(中央)

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 神戸の元町高架商店街(モトコー4)にある「Luvart Factory Q ギャラリー」(神戸市中央区元町高架通)で10月16日より、「IMAGINE, PEACE DRAWING EXHIBITION(イマジン、ピース・ドローイング展)」が開催される。

ギャラリー外観

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 アーティストが自主運営する企画スタジオ・実験ギャラリーとして9月25日にオープンした同ギャラリー。代表を務めるアーティストの廣中薫さん(神戸芸術工科大学准教授)は「神戸の街からエネルギッシュに発信し、気持ちが開かれるアート空間を目指す」と話す。

 4年間、母の遠距離介護をしていたという廣中さん。今年の夏、難病で両足を失いベッドの上で過ごす母の気分転換になればと母の誕生日(8月15日)に合わせ地元のバリアフリーギャラリーで母の作品を展示する小さい展覧会を計画していた。その母が突然亡くなり一時開催を迷ったが、8月13日~16日に遺作展として決行。終戦記念日にもちなんで、同展の第1回となる「ピース・ドローイング展」も同時開催した。

 神戸ビエンナーレの「まちなかアートギャラリー」企画の一環として行われる同展は、個々の平和感覚(PEACE)をモチーフとして提示するグループ展。展覧会形式は、アンデパンダン(無審査・無賞・自由出品展)×チャリティー展。作品は巡回した後、返却せずにチャリティー販売を経て、国境なき医師団やユニセフなどに全額寄付する。

 期間中、参加作家による「PEACE」ライブペイント(公開制作)や映画イベントなどを行う。

 現在、出展作品を募集している。作品には一言メッセージを入れ、自らが思う平和感覚(PEACE)を表す。形態は自由で、サイズはA3以内。郵送か会期中に持参で受け付ける。募集期間は今月14日まで。

 開催時間は11時~16時。月曜定休。入場無料。今月25日まで。

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