神戸の元町高架下商店街(通称=モトコー)かいわいで10月17日より、22店舗が参加するストアズ・フェス「URW Rowstores」が初めて開催される。
「元町エリアの中で特異な歴史と味わい深いキャラクターを持つ高架下の魅力をもっと伝えたい」という思いで集まった飲食店、衣料品店、雑貨店、古着店、ギャラリーなどが、アンダーグラウンドでディープなモトコーの魅力をさまざまな形で提案する。
発起人は同商店街にある「WALL GALLERY(ウオールギャラリー)」(神戸市中央区元町高架通、TEL 078-599-9289)のオーナー・鈴木雄太さん。「話の始まりは元町・高架下から。ローカルエリアから周辺を巻き込むムーブメントをつくり出すために発足した。ローカルストアの魅力をローカルのつながりによって伝え、それぞれの店の小さな取り組みを通じて地域に大きなうねりを生み出すことができれば」と話す。
期間中は無料配布するフライヤーを持参するかスマホなどのウェブ画面の提示で、参加店のオリジナルノベルティーや商品のサービス、企画展などの特典を何度でも受けることができる。
参加店は「WALL GALLERY」をはじめ、「64カレー」「Kitchen Ravo」「PIZZERIA BAR NAPOLI」「luvart FACTORY Q」など。ワンドリンクサービスやパンナコッタのサービス、1時間無料でサンドバッグたたき放題や護身術伝授、小物や雑貨などへのフリーペイントや2週間で消えるタトゥーなど、各店舗が趣向を凝らしたサービスを行う。
鈴木さんは「神戸で遊ぶ選択肢の一つになれば。普段は入りにくい店にも、このイベントをきっかけに足を運んでいただきたい」と話す。「アクの強い店が多いので楽しんでもらえると思う。再発掘できるエリアだということをアピールしたい。これからも面白い高架下を提案していくので、たくさんの人に来ていただければ」とも。
今月31日まで。