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「第5回神戸マラソン」開催 出走ランナー1万9660人、完走率96.7%

ゴール付近の様子

ゴール付近の様子

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 「第5回神戸マラソン」が11月15日に開催され、1万9660人の市民ランナーが神戸の街を駆け抜けた。

ゴール地点でランナーを出迎える藤原紀香さん

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 「感謝と友情」をテーマに、国内外に阪神・淡路大震災の経験・教訓を発信することを目的に2011年から開催している同大会。コース沿道では約61万2000人が声援を送った。

 前日から雨で天気が心配されたが曇り空となった大会当日。スタートした9時ごろの気温は19.5度、湿度81%、風速0.2メートル。前回大会と同様、神戸市役所前をスタートし、明石海峡大橋(県立舞子公園付近)を折り返し、ポートアイランド(市民広場付近)をフィニッシュとするマラソン(42.195キロ)と、神戸市役所前をスタートし須磨浦公園をフィニッシュとするクオーターマラソン(10.6キロ)の2種目で行われた。

 フルマラソンで優勝したのは、2時間18分01秒でゴールしたスズキ浜松アスリートクラブの鈴木忠さん(27)。女子の部は、2時間42分01秒を記録した神戸学院大の杉谷優衣さん(20)。いずれも初優勝。「参加者の完走率を高めるため7時間を制限時間とした」という同大会の完走率はフルマラソン97%、クォーターマラソン94.7%、全体で96.7%となった。

 今年は、ヒマワリの花をイメージした黄色の「ひまわりの手袋」をランナーだけでなく、ボランティアや大会関係者にも配布。沿道応援者の一部にも広げるとともに、黄色の手作り応援グッズの自発的な作成により、コース沿道にもヒマワリを咲かせる一体感のある沿道応援企画「みんなで咲かせる『感謝と友情』のひまわり」が実施された。

 初めて沿道の応援ステージに参加したという神戸市在住の女性は「みんなで黄色の手袋を着用し、応援することで一体感が生まれた。ランナーの皆さんがそれに気が付き手を振ってくださり、逆に元気をたくさん頂いた」と笑顔で話した。

 大会ゲストとしてスタートセレモニーなどに参加した兵庫県出身の女優・藤原紀香さん。この日は黄色のコーディネイトで身を包み、ゴール地点で手を振ってランナーを出迎えていた。

 13日・14日に「神戸国際展示場1~2号館」(中央区港島中町6)で開催された「神戸マラソンEXPO2015」では、ゲストとして参加した有森裕子さんによるトークイベントなどを展開。会場には2万8500人が足を運んだ。

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