「キットカット」レーベルからDLデビューのヒップホップユニット-USENで1位に

「ネスレ キットカット スルーザブレイク」は「サクランボ味」の2枚入りで136円

「ネスレ キットカット スルーザブレイク」は「サクランボ味」の2枚入りで136円

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 ネスレコンフェクショナリー(神戸市中央区御幸通7)の主力商品「キットカット」の音楽レーベル「breaktown LABEL」から4月6日にダウンロードデビューした新人アーティスト「through the break(スルーザブレイク)」のデビュー曲が4月23日付けUSENの配信サービスで1位を獲得した。

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 同企画は「ネスレ キットカット スルーザブレイク」のパッケージ内面に印字されている二次元コード、シリアルナンバーを使用してPCまたは携帯電話からダウンロードサイトへアクセスすることで、デビュー曲3曲が試聴でき、「お気に入り」の1曲をダウンロードできる取り組み。4月6日~20日の2週間でダウンロード数10万件を突破した。現在もダウンロード数は伸び続け、「既に約13万件に到達」(同社発表)しているという。

 「through the break」はJin Nakamuraさんプロデュースのヒップホップユニットで、2007年の高校生ダンス甲子園で優勝経験を持つtsutom(ツトム)さん、TUNE(ツネ)さん、yAss(ヤス)さんの3人で構成される。都内のクラブなどを中心にパフォーマンス活動を続け、「ストリートシーンではかねてより人気があった」(同)グループ。デビュー曲は「SAKURA MILLION」「MERRY-GO-ROUND」「Flower of Life」の3曲。

 プロデューサーのJin NakamuraさんはEXILEや倖田來未さん、東方神起などさまざまなアーティストへの作品提供やプロデュースに参加している。2008年日本レコード大賞受賞曲EXILEの「Ti Amo」作編曲も担当する気鋭の音楽プロデューサー。

 同社広報室の深沢由太さんは「この快挙の背景として、まず彼らの音楽性の高さが挙げられる。次に一般的な音楽CDとの流通経路との違いがある。スーパーやコンビニなど広い販売網を通じて販売される『キットカット』は、消費者がスルーザブレイクの音楽に触れる機会を飛躍的に広げているのでは」と話す。「消費者の身近にある菓子商品を通じたデビューは、消費者にとって遠い存在と受け止められがちなアーティストを身近に感じられるという効果を生み、彼らの楽曲を手に取る行動に結びついたのでは」とも。

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